サイクルツーリングのすすめ  
 

自転車に乗って遠くへ行きたい。さてどうしましょう

ハード編
まず必要なのは自転車。
ちょっと前まではドロップバーの26インチ(650A,B)の車輪の ランドナーという車種が主流でした。
最近はフラットハンドルのマウンテンバイク系(26HEホィール)やクロスバイク(700Cホィール)の自転車が多くなってきました。林道などのツーリングがしたいならマウンテンバイク。舗装され道を走るならクロスバイクが向いています。
マウンテンバイクでもタイヤを凸凹の少ないカットスリックパターンの26-1.5サイズのものに換えれば舗装路でも走行抵抗を少なく楽に走ることが出来ます。

ハクセンにはあなたのツーリングプランにぴったりの車種を取り揃えています。経験豊富なスタッフが適切なアドバイスいたします。ご来店できなくてもメールでお答えしますので お気軽にご相談ください。


自転車に乗るときにデイバックなどを背負うと身動きがとりにくくなったり、背中に汗をかくので、財布やカメラなど以外はフロントバックやサイドバックを利用することをお薦めします。
荷物の量によってバックの使い方を工夫してください。

長期間のツーリングのためにはバックのためのキャリアを取付けます。自転車にキャリアを付けるにはボルトがつくネジ穴が必要になります。
もし、ない場合はバンドなどを使うことになります。
リアサスペンションのものはリアキャリアが取り付かないものがあるのでご注意ください。

ツーリングの時に持っていくのは、まずパンクの修理セット(パッチ、糊、タイヤレバー)、スペアーチューブ、空気入れ。自分の自転車に必要な工具を持っていきます。たとえば5,6mmアーレンキー。8,10mmスパナ。ペダル用15mmスパナなどがあります。
その他チェーンのトラブルの修理にはチェーン切り。ホィールのトラブルにはニップル回しが必要になります。
ツーリングへ出かける前にパンクなどの簡単な修理は練習してマスターしておきましょう。
自転車は風を切って走るので意外と汗をかくスポーツです。水分補給のためのボトル(水筒)とそれを収めるボトルケージは便利です。
夜間走るためのライト、後方へのアピールに点滅式のランプも装備すると安心です。
食事などで自転車を離れるときのためにワイヤー式の錠は必需品です。

ソフト編
いきなり遠出というのは文字通り「冒険」です。まずは自宅からの半日ぐらいのサイクリングで足試しをしてください。自分の体力や自分の走るペースがわかってきます。さてその次は1日のサイクリング。10Km位のサイクリングから始めて、走りなれてくれば平地ならば100Km位は走れるようになれますよ。

どこを走れば良いのか悩んでしまいますが、絵に興味があれば美術館。コーヒーが好きならちょっと遠くの喫茶店。春なら桜の名所。郊外の旨い蕎麦屋など目標には事欠きません。ちなみに自転車に乗るときは飲酒厳禁です。飲み屋めぐりはできません。
目標をきめて地図を眺めてコースを決めましょう。できるだけ幹線道路は避けて走りやすい道を探してください。いわゆる幹線道路の裏道は歩道がなく車の通行が多かったりするので要注意です。地図を持ち歩いて確認しながら走れば地図の見かたのトレーニングにもなります。くれぐれも安全な場所で自転車を止めて地図を見てください。
まだまだ高価ですがハンディタイプのGPSを使えば知らないところで迷子を安心して?楽しめます。