自転車に乗る前にタイヤの空気圧のチェックをしましょう。 適正な空気圧は乗り心地も良くなるしタイヤの寿命も延ばします。

目安としては自転車に乗った状態で地面との接地部分が9〜10cmになるようにします。

タイヤのサイドに使用条件が書かれています。
P.S.I.というのはプレッシャー・スクエアー・インチの略
kgf/cm2はキログラム・フォース/スクエアーセンチメートルの略、 KPaはキロパスカルの略
一般にはkgf/cm2の数値をいう場合がおおいです。

このタイヤの場合2.8〜4.6キロの空気圧で使ってくださいという表示です。
実際は4キロくらいの高めの空気圧で使ったほうが軽く走ることができます。

買い物用の自転車やマウンテンバイクでは4kg/cm2
700cのハイプレッシャータイヤは6kg/ cm2
ロードレーサーのチューブラタイヤは6〜10kg/cm2
くらいが目安になります。


タイヤの空気圧が少ないと車道と歩道との段差の角に勢いよく乗り上げる時、段差と車輪のリムにチューブが図のようにはさまれてハの字にチューブが切れてしまいます。スネーク・バイト(蛇の噛み後)とよばれるパンクの仕方です。
このようなパンク修理は穴が2ヶ所あいているので注意してください。
少し大きめのパッチをつかいましょう。
アルミリムの車輪のパンク修理にはアルミや鉄のタイヤレバーはリムを傷つける可能性があるのでプラスチックのタイヤレバーを使ってください。