パンクの種類

自転車のトラブルで一番多いのがパンクです。
ある朝自転車に乗ろうとしたらタイヤの空気が抜けていた。
自転車に乗っていたら突然ガタガタとタイヤがペチャンコになってしまった。
などいろいろなケースがあります。


だいたいパンクは4っの原因があります。

1. くぎやガラスが刺さってしまった。

道路にはいろんなものが落ちているので、走るときは前方に注意して走りましょう。われたガラスが道脇に吹き溜まっている時もあります。
よける時は後や横の自動車やオートバイに十分注意してください。 いきなり進路を変えると思わぬ事故をよびこむことになります。
たまにはタイヤをぐるっと回して表面を見てください。小さなガラスや小石が刺さっていることがあります。ほとんどの場合、これらの異物は走っているうちにとれてしまうのですが、パンクにまで至ることもありますから、小さなドライバーなどで取り除いてください。
私が出会ったくぎやガラス以外のパンクの犯人には、木の枝、ホッチキスの針、焼き鳥の串、バラのトゲなどがありました。

2. 道路の段差などに乗り上げる時に道路の角とリムがガツンと打ってチューブに穴があく。

段差に乗り上げるときは十分にスピードを落としてください。空気圧が低いとこのパンクをおこしやすいので適正な空気圧を保ってください。

3. 長いあいだの使用でチューブが磨り減ってしまい空気が抜けてしまう。

タイヤとチューブは走っているあいだ常にすれています。空気漏れの部分をパッチを貼って修理してもは小さな穴の予備軍がたくさんできていますから、このケースではチューブの交換が必要です。

4.バルブ口からの空気漏れ

英式のバルブの場合、バルブゴムを交換することで直ります。米式やフレンチバルブでは普通はチューブごとの交換になります。


パンクに気付いたら自転車から降りてください。そのまま乗っているとチューブ・タイヤを傷める以外にリムまでダメージをうけて交換が必要になってしまいます。

ツーリングなどではパンク修理のパッチや糊以外にスペアーチューブを持っていくことをお薦めします。空気を抜めば小さくなりますからバックの片隅にも収まります。この時ビニール袋で包んであげると汚れず痛みにくくなります。